嬉しいお便り

日本在住 Sさんより


早速、お返事&どんぐる通信を送っていただきありがとうございます。
すごいボリュムなので、時間を見つけてゆっくり読みたいと思っています。

我が家は長男(小2)が年長の時から始めました。どんぐり歴3年弱です。妹はにーちゃんを見ているから年中の頃から「やりたい~」と言ってましたが、始めたのは年長の5月ぐらいです。

にーちゃんはすごい進化してます。毎度、目から鱗です。
考えることに対しての粘り強さもでてきたし、なによりも工夫をしてます。割り算、習ってなくってもやっちゃうんですね。

どんぐる倶楽部は糸山先生のHPで知りました。
HP
を読んで、「子供のことをしっかりみてはるな。」って感心しました。で、思い切って「どんぐる通信」の申込みをしました。

ルクセンブルクでの暮らしはいかがですか?
日本よりゆったりしているのかな。日本の小学生は忙しいような気がします。規則が厳しく、子供が自由でいられる空間がとても少ないです。
登下校も寄り道なんかした時には大問題です!!私は、あの寄り道が楽しみだったんだけどな。

またお話ができれば嬉しいです。



日本在住 Kさんより

 

余談ですが、うちの長男小学一年もどんぐり問題はじめました。12月から、年長さん問題を取り組んでます。学校で足し算引き算は習い終わっているから、出来る問題はすらすらと式を書いて、答えを出して終わりです。が、問題が長くなると、途端にやる気をなくし、最後まで読み解かず、とりあえず出てくる数字を足し算引き算に当てはめている状態でした。

 

早急に答えを知りたがり、解説を求められ、ここで教えていては、考える力がつかないな、、と思いながらも、教えていました。一月に入り、解説した問題は、似た問題が出た時も出来ないことを知り(結局、自分で努力して考えてないから頭に入ってなかったのですね)、教える事を一切やめました。

 

代わりに、絵にかいてごらん、式はいらないからと、辛抱強く言い聞かせました。学校では式を書くのが普通だから、絵をかくことは、はじめ、凄く反発しました。飴玉など、実際手にとって増減を確かめながら、文章の意味を分からせ、絵を描く、、数週間かかりました。

 

一年生からどんぐり問題始められて良かったですね。皆さん初めの一歩がなかなか進まなかったりしますが、一旦やり出すと、子どもの方が面白みが分かってくるらしく、自分から進んでやっていかれます。 数週間で絵を描けるようになったのなら上等です。基本的にノーヒントで、分からなかったら分からん帳に張っておくだけです。で、半年後とか1年後に復習します。

 

一旦、絵に描くと簡単と気付いてから(絵といるより、丸が並んだ図形ですが)、どんぐり問題楽しめてるな、と実感する今日です。

始められたばかりなので、あまり焦らずに、まず絵を楽しめるようにした方が後で伸びますよ。 今後、の図形が絵になるともっといいですね。

 

一年生問題になるとどうなることやら不安ですが、ほぼ毎日、自らどんぐり問題取り組んでます。

毎日違う問題をするのは多すぎですよ。1週間に2問以上はしてはいけません。しないほうがいいではなくて、してはいけません。これは決まりです。というのも、やりすぎると問題をとくのが処理になるからです。まずは一文一文を正確に読み取って、丁寧に絵を描くことです。算数の問題で、式を書いて、答えをださなければいけないというのは今のところ忘れた方がいいです。今しなければいけないことは、言葉オリジナルのイメージ再現=理解というところです。それを楽しく行なえるのが2年生の前半までの課題です。1問を一週間かけてじっくり解くのは構いません。答えはオマケです。

 

私自身、どんぐり問題を知って、いかに学校の算数の文章問題が、考えずに解く単純さながらの問題か、分かりました。一年生でどんぐり問題に出会えてよかったです。。

どんぐり問題のお友達が増えて嬉しいです。また子どもさんの成長など教えて下さい。よろしくお願いします。

どんぐり問題の使用上の注意を添付しておきます。

 

どんぐる倶楽部様

はじめまして。アラブ首長国連邦で二歳と四歳の子供達と暮らしております、~と申します。子供達にどうやって日本語を自分の言葉として身につけられるのか、家庭での学習環境についてインターネット上で検索して、どんぐりクラブのホームページよりどんぐる倶楽部様に辿り着きました。

どんぐる倶楽部ホームページ、どんぐりクラブの過去の記事も夢中で読みました。我が子達はアラビア語、英語、英語と話します。その中で日本語をただの言葉のひとつではなく、より自分の気持ちを誰かに伝えられるようになって欲しいと願っています。通信教育を頼もうかとも思いましたが、それは本当に自分の身を助ける力になるのか、今一つ納得がいきませんでした。

私は大学で日本語教育を副専攻し、実際に大人や高校生達に日本語を教えていた事もあります。しかし、その日本語教育と、子供の日本語教育は全く違うものだと我が子と過ごすなかで確信しました。これまでは日本語の絵本の読み聞かせを中心にやってきました。最近は数にも興味があり、ひらがな、カタカナ、漢字にも興味があるようです。このやりたい気持ちに沿って、考える力を養えるもの、それが どんぐりクラブだと思います。

どんぐる倶楽部の皆さんも海外に暮らし、何カ国後も使う環境にあり、そして日本語での豊かな表現力や考える力を身につけていらっしゃいます。ウェブサイト上ですが、皆さんに出逢えたこのご縁は本当に感謝します。私が迷いながら教育をしていたら、子供にもその不安は伝わってしまいますよね。これから、焦らず、いそがず、丁寧に、子供達に向き合って行けると確かな希望の光を見出した思いです。これからも、ホームページを拝見させて頂きます。もし宜しければ、私にもどんぐる倶楽部通信を送付して頂けますでしょうか。子供達の輝く未来を心から願っています。宜しくお願い申し上げます。